
こんばんは、サカイヨーキです。
今回のサカイブログは

ブログを作りたいけど、匿名で書くか、実名で書くか悩むなあ。
このような方へ向けて、匿名ブログと実名ブログのメリット・デメリットを解説します。
- 匿名ブログと実名ブログのメリット・デメリット
- 匿名ブログと実名ブログの選び方
- どうしても決めかねる人は匿名からがおすすめ
ブログを始めようとした人にとって、最初に悩みがちなのがこの匿名か実名か問題。
ですが、自分の活動の方向性を定めていけば難しい話ではありません。
僕も最初は悩みましたが、今回提示する切り分け方で考えたら割とすんなり決めることができましたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
※この記事は3分で読めます
匿名ブログと実名ブログのメリット・デメリット

匿名で書くブログ、実名で書くブログにはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
そのため、最初に見比べておきましょう。
●匿名ブログ
→メリット:個人情報がバレにくい、家庭事情や仕事など踏み込んだことを書きやすい
→デメリット:リアルなビジネスにはつなげにくい、読者から信用を得にくい
●実名ブログ
→メリット:リアルなビジネスにつなげやすい、読者から信用されやすい
→デメリット:個人情報がある程度知られる、踏み込んだ内容を書きづらい
見事に、メリット・デメリットが正反対になってますね。
つまり、匿名にする最大のメリットは個人情報を保護しやすい点にあるということです。
一方、実名ブログのメリットはビジネスを成長させたい人に向いています。
なお、今回は便宜上「実名ブログ」と書いていますが、実際には以下のパターンが考えられます。
- 顔出し+実名(顔も名前も隠さないパターン)
- 顔出し+活動名(芸名やニックネームを用いるパターン)
- 顔出しなし+実名(顔だけイラストなどで隠すパターン)

なので、本記事の「実名」は個人の特定につながる顔出しもしくは実名が含まれるパターンをすべてひとくくりにして進めていきます。
匿名ブログと実名ブログの選び方

後悔しない選び方をするポイントは、「個人情報の保護」と「大きく稼ぐ」という2点の自分のなかの割合を知ることです。
ブログを書く以上は、ただ書くだけでなく収益も得たい気持ちがあるでしょう。
ですが、事前に個人情報の保護と天秤にかけておいたほうがキッパリと選択できます。
そこで、判断基準となる4つのポイントを選んでみました。
- 選び方①将来的にインフルエンサーになりたいか?
- 選び方②本業で知名度が上がるなどのメリットがあるか?
- 選び方③知り合いに見られても大丈夫か?
- 選び方④見知らぬ人から声をかけられる可能性をのめるか?
①②が実名ブログ寄り、③④が匿名ブログ寄りの基準になっています。
順に説明していきましょう。
選び方①将来的にインフルエンサーになりたいか?
大きく稼ぎたい方、将来的にはYouTubeや講座開催を考えている方などは実名ブログがいいでしょう。
理由は、顔出しや実名のほうが信頼を得やすいからです。
一応説明しておきますと、信頼はその人の「人となり」に対しての評価、信用はその人の「実績」に対しての評価のこと。
今どきは匿名で月収100万円以上稼ぐブロガーや本を出版する方もいます。
ですが、このような方々は発信内容を通じて信用を得た結果なんですね。
- 顔出しや実名→顔や実名をさらけ出しているぶん信頼を得やすい
- 匿名→顔や実名を出さないぶん、発信内容で信用を積み重ねて信頼を得る必要がある
つまり、発信内容で信用を得る必要性はどちらも同じですが、信頼の得やすさが違うわけです。
さらにわかりやすくするため、通販サイトで考えてみましょう。
あなたなら、以下のどちらのサイトで購入したいですか?
- 商品画像があるサイト・ないサイト
- 著者や販売者の画像があるサイト・ないサイト
- 価格表記が明確なサイト・あいまいなサイト
いずれも前者のサイトのほうが買いたいと思えませんか?

とはいえ大きく稼ぐ、幅広く事業を行う場合は実名のほうが多少有利というだけで、匿名=稼げないではありませんよ。
選び方②本業で知名度が上がるなどのメリットがあるか?
すでにあなたが何かしらの形で表に出る仕事をしている場合は、顔出しや実名のほうがメリットがあるかもしれません。
たとえば、以下のような方々。
- ヨガやジムのインストラクター
- コーチングのコーチや心理カウンセラー
- セラピストや整体師
- 営業やコンサルタント
- 企業経営者
つまり、対面で仕事をしていて、かつ営業力が必要な人ですね。
このような場合、自分のブログを集客や営業の名刺代わりに使うことができます。
むしろこの場合、匿名にするメリットがあまりありません。
あるとすれば、内部事情をぶっちゃけて書きたいとか、自分を売るより自分の所属する業界を盛り上げたい場合くらいでしょう。

なので対面で仕事をする人が起業する場合や独立する場合、実名ブログは最適ですね。
③知り合いに見られても大丈夫か?
自分がブログを書いている人をあまり人に知られたくないなら匿名一択です。
たとえばこのような場合は、匿名にして自分を守ったほうがいいでしょう。
- 過去の家庭や学校、仕事の話を書きたい
- 家族や友人で読んでほしくない人がいる
- 過去・現在の職場の同僚に知られたくない
- あまり仲の良くない知り合いに見られなくない
別にブログでプライベートやパーソナルな経験を切り売りする必要はありません。
ですが、正直な感想や体験談を書くと読者が共感したり、イメージしたりしやすくはなります。
なので、実名より感想や体験談を書くときに気を使わなくていい部分はわかりやすいメリットですね。
自分の辛い経験や喜びを誰かに知ってもらいたい場合も、匿名であれば書きやすくなりますし。

微妙なり嫌な関係の人に「あのブログ、◯◯さんだよね?」と言われたら嫌だなと思う人は絶対に匿名にしましょう。僕は何人も浮かんだので匿名にしました。
④見知らぬ人から声をかけられる可能性をのめるか?
顔出しや実名のブログが人気になると、いきなり知らない人に声をかけられる可能性が出てきます。
以前は、そのように声をかけられる存在は芸能人やスポーツ選手など一部の有名人だけでした。
しかし近年では、人気のあるYouTuberやインスタグラマー、TikTokerなどもその対象となっていて、Yahooニュースでも彼らが無礼な一般人の被害にあったという記事をよく見かけます。
今や誰でも有名になれる可能性があるぶん、誰でも有名税が発生する可能性があるわけです。
そのような状況だと、顔出しや実名ではいつどこでファンやアンチに遭遇するかわかりません。

日本は治安がいいといっても、それは他国と比べたときの話。自分の身は自分で守る必要がある現代では、できるだけ露出を減らすことが安全対策につながります。
どうしても決めかねる人は匿名からがおすすめ

「将来有名になるかなんてわからないし、とにかくなるべく稼いだりいろんなビジネスにつなげたりしたいんだよなあ」という顔出しや実名の可能性を捨てきれない方。
そんな方は、最初は匿名から活動を始め、リスクを取れる覚悟ができたら実名に変えましょう。
「一度ネットにアップされた情報は消せない」と言われるように、一度顔出しや実名にすると匿名には戻せませんからね。
もちろん、再度活動する際に匿名でやり直すことはできますが、顔出しや実名で活動していた事実はなんらかの形で残る可能性があります。

なので僕は犯罪をする気こそありませんが、たとえ犯罪で捕まってもやり直せるという観点から匿名+ネットビジネスを選んでます。
大事なのは自分を売るか?情報を売るか?です

今回は、匿名ブログと実名ブログのメリット・デメリットを紹介しました。
再度振り返ると、匿名ブログ、実名ブログのメリット・デメリットは以下の通りですね。
●匿名ブログ
→メリット:個人情報がバレにくい、家庭事情や仕事など踏み込んだことを書きやすい
→デメリット:リアルなビジネスにはつなげにくい、読者から信用を得にくい
●実名ブログ
→メリット:リアルなビジネスにつなげやすい、読者から信用されやすい
→デメリット:個人情報がある程度知られる、踏み込んだ内容を書きづらい
そして、選び方の基準は以下です。
- 選び方①将来的にインフルエンサーになりたいか?
- 選び方②本業で知名度が上がるなどのメリットがあるか?
- 選び方③知り合いに見られても大丈夫か?
- 選び方④見知らぬ人から声をかけられる可能性をのめるか?
大きく稼ぎたい、本業のプラスにしたい方は顔出しや実名ブログ、それ以外の人は匿名ブログにしたほうが間違いないです。
ですが、どちらを選んでも読者が増えるか、稼げるようになるかは発信する内容や書き方次第。
あまり悩まず、好きなほうを選びましょう!
ちなみに、他にもブログの疑問点を知りたい方は、「【初心者必見!】失敗しないブログの始め方をまとめました」という記事をご参照ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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