
こんばんは、サカイヨーキです。
今回のサカイブログは

ブログをやるなら、TwitterやInstagramなどのSNSも一緒にやったほうがいいのかな?
このような方へ向けて、ブログとSNSの連携をしたほうがいいか?判断基準をお伝えしていきます。
- ブログとSNSを連携するメリット
- なぜブログとSNSの連携が推奨されるのか?
- ブログとSNSを連携するデメリット
- 僕がTwitterをやめて感じたこと
ブログとSNSを連携するかどうか?で考えるべきは、「あなたがSNSを使うことをポジティブに捉えられそうかどうか」です。
僕は以前にプライベート/ライター用/ブログ用の計3回ほどTwitterを運用していた時期がありますが、全部やめてしまいました。
理由は「集客より心の平穏が重要」と結論づけたから。
実際、SNSをやめるたびに心が楽になるんですよね。
今回は、そのようなSNSをやらないメリットもやるメリットもひっくるめて解説していきます。
この記事を読むことでより納得のいく判断ができるようになりますよ。
※この記事は4分で読めます
ブログとSNSを連携するメリット

最初に、ブロガーやインフルエンサーがよく言うブログとSNSを連携するメリットから挙げていきましょう。
メリットは大きくわけて5つあります。
- 検索以外からの読者を増やせる
- 読者を育てられる
- フォロワーとやり取りしてファンを増やせる
- 記事の更新をいち早く伝えられる
- 同業者やクライアントとつながれる
さっそく説明していきますね。
①検索以外からの読者を増やせる
ブログとSNSを連携する目的として、Google検索以外のルートで読者を増やせる点があります。
なぜGoogle検索以外のルートが必要なのか?
その理由は、Googleの検索システムのみに依存すると、検索システムのアップデートによってブログの収益が減る可能性があるからです。
仕組みを説明しますので、以下をご覧ください。読者がGoogle検索を使うときの流れです。
読者に悩みや疑問が生じる
↓
その内容を調べたくなる
↓
グーグル検索に悩みに関するワードを入れて検索する
↓
ヒットしたページのうち上位の記事を開く
つまり、あなたが書いたブログ記事は、読者が特定のワードでGoogle検索した際に上位表示されることで読まれるわけですね。
ですが、Googleは検索システムの品質や信用を上げるため、定期的にシステムのアップデートをかけて改修しています。もしその影響で投稿済みの記事が全体的に順位を下げたら?記事が上位表示されなくなって収益が下がるわけです。
しかしSNSからも読者を確保していれば、その影響を減らすことが可能、というわけですね。

近年ではSNSの利用者は大変多く、Google検索では接点がないはずの人を読者にできる点もメリットです。
②読者を育てられる
SNSでブログと同テーマの発信をしていると、興味のある人をフォロワーにしやすくなります。
これも流れを説明していくと以下です。
SNSのユーザーがいる
↓
SNS内のハッシュタグや検索機能などであなたの投稿にたどり着く
↓
プロフィールや過去の発信内容を確認して興味を持つ
↓
フォローして投稿を見てくれるようになる
ブログと似た流れではありますが、SNSも活用することでなんらかのきっかけであなたを知る人が増えるわけです。
そうしてフォローしてくれたユーザーは、あなたの以降の投稿に共感するほど、あなたの発言に耳を傾けてくれるようになります。

結果として、ブログの更新通知をするたびに記事を読んでくれる可能性が上がるわけですね。
③フォロワーとやり取りしてファンを増やせる
SNSは気軽にコメントをやり取りできるため、ブログよりファンを増やしやすい媒体です。
ブログにもコメント欄やお問い合わせ機能は設置できますが、そうそう書き込んでくれるものではないですからね。
その点、TwitterやInstagramの短い投稿であれば、いいね!や返信の形で反応してもらいやすいのです。
そこで、あなたがやり取りを積極的にする、コメントをリツイートするなどしていけば、ファンを増やすことも可能。

ブログは基本は発信するだけですが、SNSならばより能動的に動くことができます。
④記事の更新をいち早く伝えられる
記事を更新する際は、Google検索よりもSNSのほうが圧倒的に早く周知できます。
なぜなら、
- SNS→投稿した瞬間に通知可能
- Google検索→記事の上位表示には時間がかかる
という違いがあるからです。
Google検索からの表示にどれくらいかかるかといえば、「数週間〜数ヶ月」なので、SNSとの差は歴然ですね。
なので、一刻も早く収益化したいなら、SNSを活用したほうが早いわけです。

とはいえ、あくまでフォロワーが多くないと読者も少ないので、最初は友人や知人が多い人ならって感じですね。
⑤同業者やクライアントとつながれる
ブロガーやインフルエンサー、メディアなどはだいたいSNSでも発信しています。
なので、積極的にフォローして発信にコメントや引用リツイートなどをしていけば、接点を持ちやすくなります。
もし人気者にいいね!やリツイートなどで取り立ててもらえれば、そこから一気にフォロワーを増やすことも夢ではありません。
また、ライターやエンジニア、イラストレーターやWEBデザイナーのなかにはSNS経由で仕事を獲得する人もいます。

自分のブログに人気者がわざわざ見にくることはありませんが、SNS経由ならつながれる可能性が出てくるわけです。
なぜブログとSNSの連携が推奨されるのか?

メリットを実際に見てみると、なんとなくブログとSNSの連携は必須な感じがしてきますよね。
ですが、ひとつ覚えていてもらいたいのは、ブロガーやインフルエンサーはメリットがあるからSNSを推奨している点です。
彼らはSNSを推奨することで、
- 自分のフォロワーが増えやすくなる
- 自分のブログやYouTubeに誘導しやすくなる
- 販売商品を買ってもらいやすくなる
- そもそも推奨すること自体が発信ネタになる
といったメリットを得ているわけです。
つまり、実体験から本心で言っている可能性もありますが、ポジショントークの可能性も否定できないわけですね。
とはいえ、そもそもSNSは無料なので損はありませんし、嘘をついているわけでもありません。
なので、自分の方針に合うならやればいいんです。
大まかに言うと、
- ブログなど文章多め→Twitter
- イラストや動画、画像が多く文章少なめ→Instagram
といった感じで切り分けて選べばいいでしょう。

なので、デメリットも事前にちゃんと理解して決めることだけ意識してもらえれば大丈夫です。
ブログとSNSを連携するデメリット

SNSにはメリットだけではなく、当然デメリットもあります。
具体的には、以下の5つです。
- 他人の投稿に振り回されやすい
- 有益ツイートが前提なので息が詰まる
- 常に他人から見られている状況になる
- 炎上や誹謗中傷リスクがある
- SNS中毒になる
④や⑤はSNSをやっていなくても想定できるので、解説を後ろにしました。
というわけで、一番僕がSNSをやってみてデメリットに感じた①から説明していきます。
①他人の投稿に振り回されやすい
芸能人でもない限り、だいたいの人はSNSを発信用だけでなく閲覧用にも使っています。
そのため、他人の投稿を見続けるほど精神的に振り回されやすくなるんですよね。
特に自分の書くテーマの先駆者は参考にしがちですが、彼らの発信は案外精神的にこたえます。
たとえば先輩ブロガーやライター、FIREを達成した人などの発信は勉強になりますよね。
しかし、同時に自分が足りないものを自覚する機会も増えます。うまくいってないときに見るとどんどん焦りが募ってくるのです。
- 「フォロワー◯万人突破しました」「今月は◯万円達成です」→「うわー、すげーな。それに比べて自分は……」
- 「テレビは捨てました」「最初のほうは100日間連続で記事を投稿しました」→「こんな人になれないわー」
といった、自己否定につながりやすいわけです。
しかも、SNSのようにまとまりのない媒体では、結局のところ知識は半端にしか身につきません。
そのため、有益な情報を得ているつもりが、ただいつ使えばいいかもわからない断片的な知識が増えただけ……なんて可能性も。

なので参考にするなら、やはりブログや本のような、もう少しリアルタイム性の低い媒体にしましょう。
②有益ツイートが前提なので息が詰まる
あなたがブログの読者を増やしたいなら、SNSでもブログのテーマでユーザーの役に立つことを発信する必要があります。
このユーザーの役に立つ情報を発信することをTwitterでは「有益ツイート」といいます。
ユーザーからするとためになるのでフォローしたくなる、あなたからするとフォロワーが増える双方にとってメリットがある施策です。
ですが、有益ツイートをベースにすると
- テーマに関係のないことを発信しづらくなる
- いつも有益な内容を考え続ける必要がある
- 何かしらの結果を出してないとネタも説得力もないため反応が薄い
といったマイナス面も生じてきます。
対策として裏垢をつくってそっちで本音をつぶやく手もありますが、それはそれで手間ですからね。
それに、そんな簡単に内容や思考を切り替えられるものでもありません。

なので、ビジネス用と割り切れる人やすでに結果を出している人以外はSNSを無理に頑張らなくてもいいかと。
③常に他人から見られている状況になる
SNS疲れとは結局、他人の反応を気にすることによる疲れです。
なので、欲しい反応が得られても得られなくても、反応が気になる限り疲れはなくなりません。
反応がないならないで気になるし、あればもっと欲しくなり、増えたらいつまで維持できるかが気になるのです。
今の時代はフォロワー=財産とも言われますが、人の心はお金と違って放置することはできません。
そうなると、人に気に入られ、心をつなぎとめる労力を注ぎ続けることになりますが、僕には途方もない行為に思えたんですよね。
たまに「リアルの友だちがいないならネットでつくればいい」なんて意見を聞きます。
しかし、いくら非対面でも相手は同じ人間です。ネットなら急に平気で話せるようになることもなければ、コミュ障がリア充に変わることなんてそうそうありません。

なのでフォロワーを増やす=喜びか負担か、自分にとってどっちなのかを問うことが必要ですね。
④炎上や誹謗中傷リスクがある
ブログもSNSも、ネットで発信する以上は炎上や誹謗中傷のリスクは避けられません。
もっと言えば、ブログよりSNSのほうが
- 時間をかけずに投稿できる
- 拡散能力が非常に高い
点で危険度が段違いです。
つまり、SNSのほうが何かの投稿やニュースなどを見て即ツイ→炎上の流れになりやすいわけですね。

逆にいえばそれだけ手軽なのにバズりやすいメリットもあるのですが、危険なぶん扱いには注意が必要ですね。
⑤SNS中毒になる
SNSやスマホのゲームアプリは、依存性や中毒性が高くなるように設計されています。
たとえばスマホゲームのログインボーナスは、ログインという簡単な行為でメリットを得られるのでついやってしまうもの。
ログインしないともらえる権利を放棄することになるので、もったいない気持ちも重なってついログインだけはしてしまうわけです。
SNSも同じで、時間が経つと未読の投稿が増えてきますよね。
すると、見てない間の空白を埋めようとしてついつい見てしまうわけです。

また、投稿していればさらに反応が気になりますから、どちらにしても利用する以上、依存しやすい構造。よほど自制心がない限りは、やめたほうが賢明です。
僕がTwitterをやめて感じたこと

僕は2021年の9月から当ブログ用のTwitterアカウントを運営していましたが、今年1月頭にやめてしまいました。
理由は、メリットとデメリットを比較した結果、明らかにデメリットが上回ったから。
実際、昨年末に「フォロワーがたくさん増えたら幸せか?」と自分に質問したところ、返ってきた答えはノーでした。
そもそもが、
- 他人の目や反応を気にする
- ネットでもリアルでも友人や知人が少ない
- ブログの実績がまだない
- やることを増やすほど面倒で動けなくなる
という、SNSに向いてない要素ばかりだったので、今思えばやめて正解でした。
実際、やめたぶんだけ
- 他人の発信を気にしなくなった
- 読書やブログに集中しやすくなった
- 本を中心に情報をまとめるので混乱しなくなった
というプラスの影響を得ることができました。

特に、僕のように自己肯定感が低い人、HSPの人などは無理してやらないほうがいいです。うまくいけばかえって自己肯定感が高まるかもしれませんが、「ダメならやめよう」くらいの気持ちで十分かと。
SNS疲れが起きる人は無理にやらなくていい

今回は、ブログとSNSの連携は必要かどうか?について解説しました。
最後にもう一度、ブログとSNSを連携するメリット・デメリットを振り返ってみましょう。
●ブログとSNSを連携するメリット
①検索以外からの読者を増やせる
②読者を育てられる
③フォロワーとやり取りしてファンを増やせる
④記事の更新をいち早く伝えられる
⑤同業者やクライアントとつながれる
●ブログとSNSを連携するデメリット
①他人の投稿に振り回されやすい
②有益ツイートが前提なので息が詰まる
③常に他人から見られている状況になる
④炎上や誹謗中傷リスクがある
⑤SNS中毒になる
上記を見比べて、ご自分に照らし合わせて判断してみてください。
なお、もしよくわからない場合は、「まずはやってみる」でいいと思います。
別にSNSはある日突然やめても大勢に影響はないですからね。
ちなみに、ブログに関して他にも疑問がある方は以下の「【初心者必見!】失敗しないブログの始め方をまとめました」という記事にまとめていますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。