
こんばんは、サカイヨーキです。
僕は2020年の初めから「在宅で生活したいな」と思い、同年4月にブログを開設しました。
ですが、開設しても思うように更新できず、何度も失敗してはテーマを変えてきました。
そこで、今回はみなさんに向けて僕の失敗を語ることで、どんなテーマについて書けばいいかの方向性を示したいと思います。
- ブログって何を書けばいいの?
- あまり書けることがないんだけど……
という方もいるでしょうから、テーマの探し方も紹介していきますね。
最後まで読めば、ブログの方向性に迷わなくなりますよ。
- ブログのテーマを選ぶ大前提
- 僕のテーマ選びの失敗の歴史
- テーマの探し方
ブログのテーマを選ぶ大前提とは?

どんなテーマにせよ、守っていただきたい大前提があります。
それは、「そのテーマについて書いた記事は誰かの役に立つか?」という点です。
よく「日記みたいなブログは読まれない」と言いますが、それはネット上のほとんどの人はあなたの存在を知らないからです。
一方、有名人のブログがただの日常でも興味を持たれるのは、すでに何かしらの作品や実績を世に示しているから。
つまり、このような順番なんですね。
作品や実績が世の中に認められる→その人の人間性に興味が生まれる
ということは、あなたも先に何かを世の中に示す必要があるわけです。
ですが、作品も実績もない場合は、何を書けばいいのでしょう?

そこで「読むことで誰かの役に立つテーマ」について書くわけです。
誰かの役に立つテーマとは?

読むことで誰かの役に立つことについて記事にしてみる。
すると、あなたがどんな人かわからなくても、読者の課題解決が進みます。
読者の役に立つ→読者が喜ぶ
という図式です。これを繰り返していくのです。

すると、だんだんとあなたのブログを読む理由が
たくさんの読者に生まれてきます。
サカイのテーマ選びの失敗の歴史

では、「誰かの役に立つテーマ」とは具体的にどんなテーマでしょうか?
ここで、僕のテーマ選びの失敗を通じて考えていきましょう。
最初のテーマ:「ライティング」と「健康」
2020年4月に起ち上げたときのブログテーマが「ライティング」と「健康」です。
ざっくりしてますよね。
なんとなく「ブログやライターをやりたいからライティング」「健康や心理の本を読んできてるから健康」って感じで決めてました。しかも、最初から別々のブログで。
ですがこれ、このような失敗をしていたんです。
- ライティング→書けるほど実績を積んでいないので書くネタがない。説得力もない
- 健康→何かに特化しておらずアバウト、テーマが広いので書く内容もバラバラ
今思えば書きづらくて当たり前ですね。
僕は当時、文章教室に半年通った過去とその流れでもらったライターの活動歴数ヶ月分しかありませんでした。

この程度でライティングについて何を教えるというのでしょう?
実際、書いていたのは本の書評ばかりでした。
健康については、次の部分で詳しく書きます。
2番目のテーマ:「健康や生き方」
というわけで、「ライティング」というテーマ、「最初から2つ同時のブログ運営」は無理だと悟った次第です。
ですが、「健康」のテーマを諦められない僕は、2021年1月頃に「健康や生き方」がテーマのブログを1つに絞って運営することにしました。
結果はこんな感じです。
- 健康や生き方:相変わらずテーマが広くてアバウト。GoogleのYMYLに引っかかる
GoogleのYMYLとは、「Your Money Your Life」のこと。
つまり、「お金と健康」に関することです。
「お金と健康」は人生に重大な影響を与えることから、書いても記事の信ぴょう性が高くないとGoogle検索の上位に上がることはありません。つまり、医療機関や健康の専門家が書いた記事でない限り、読まれにくいということ。

実際、僕は性懲りもなく今年の8月に「水虫になったときの注意点」と
いう記事を書きましたが、鳴かず飛ばずもいいところでした。
3番目のテーマ:「習慣化」
ブログのテーマ選びがズレているから書けないことに気づかない僕は、次に「習慣化できないからダメなんだ」と思い立ちます。
「読書やブログの記事を書く作業が習慣化されてないのが問題だ」というわけです。
そこで3月に「習慣化」をテーマに仕切り直したのですが、結果は以下です。
- 習慣化→習慣化の実績が生まれてないので書きにくい。実績がないので説得力がない。
読書で得た内容は誰にでも書けます。
なので、そういった知識を著者の営業妨害にならない範囲でブログで紹介していくことは問題ありません。

ですが、当時の僕は記事の更新をそもそも習慣化できていなかったんですよね。
というわけで、説得力がないのでやめました。
4番目のテーマ:「ランニング」と「読書」と「ブログ」
次に考えたのが、「習慣化について書けないなら習慣化していく様子を書ければいいんだ」ということでした。
そこで、5月に当時習慣化したかった「ランニング」と「読書」と「ブログ」をテーマに据えて、リニューアルをはかりました。
ですが、中身は「習慣化」のテーマのまま。
で、こんな結果になりました。
- 「ランニング」と「読書」と「ブログ」→全部習慣化できてないので実績にならず
ブログはテーマとしてはアリなのですが、実績が……。
「ランニング」はそもそも水虫になって挫折しました。
「読書」もテーマがアバウトすぎて、習慣化する方法を書くのか書評を書くのか、今思えば定まってませんでした。

いやー、我ながら迷ってますね……。
現在のテーマ:「自己肯定感」と「人生戦略」と「ブログ生活」
というわけで、10月下旬に現在のテーマに落ち着きました。
メインテーマが「自己肯定感」、サブテーマが「人生戦略」と「ブログ生活」です。
何気に習慣化やブログの要素が残ってますが、それぞれこんな目的があります。
- 自己肯定感→自分をはじめとした自己肯定感が低い人が高めるコツを伝えたい
- 人生戦略→戦略的思考や習慣化がうまくできないと自己肯定感が結局下がるので、コツを伝えたい
- ブログ生活→在宅のほうが自己肯定感を高めやすいので、ブログや在宅ワークのメリットを伝えたい
という感じで、今までで一番自分が興味があって、しっくり来るテーマを選べました。

これまでのテーマより書く目的もしっかり詰めたので、
書くモチベーションも上がりました。
テーマの選び方のコツ4選

というわけで、ここまで僕のテーマ選びの失敗を振り返ってきました。
ここからは、反省を活かしたテーマ選びのコツを説明していきます。
自分の職業・趣味・経験から掘り下げてみる
やはり専門性のある職業や、わかりやすい趣味がある人は書きやすいです。
たとえば、こんな方々
●職業
・医者/看護師/作業療法士/理学療法士
・ジムやヨガのインストラクター
・証券会社や銀行などの金融関係
・営業職
・プログラマー/Webデザイナー/マーケターなどIT職
・通訳/翻訳家
・心理カウンセラー/コーチ
●趣味
・読書
・マンガ
・ゲーム
・散歩/ランニング
・筋トレ
・旅行/街ブラ
・グルメ
・映画観賞
・動画視聴
・家電
・料理
●経験
・ヒッチハイク
・うつ病
・主婦
・語学留学
ちなみに、僕の場合はこんな感じでした。
●職業
・コンビニ→書けるほど詳しくない
・コールセンター→書けるほど詳しくない
・ヘルプデスク→書けるほど詳しくない
・リラクゼーションセラピスト→書けるほど詳しくない
●趣味
ゲーム→好きだが積みゲーが多い
読書→積ん読は多いが心理系やハック系中心にずっと続ける予定
●経験
ニート→単なる黒歴史
文章教室受講→ブログとライターの基礎にはなってる
コーチングスクール受講→心理系の本を読む基礎にはなってる
NLP講座受講→心理系の本を読む基礎にはなってる

職業では専門性は得られず、趣味や経験の分野から
テーマ選びをしていった感じですね。
勉強したいテーマを選ぶ
ちなみに、「書けるほど詳しくない」ことでも、詳しくないと書いてはいけないわけではないです。
大事なのは、「今後詳しくなるつもりがあるか」ですので。
僕も、「自己肯定感」と「習慣化」について詳しいのではなく、詳しくなりたいから選んでいる感じです。
では、「詳しい」とはどのレベルか?ですが、まったく知識のない友人に話せるレベルでいいと思います。
前提として、ネットで検索する人は知らないから検索していますので。
でも、健康系の知識などテレビでわかることも多いですよね。

なので、筋トレなら
「アラフォーが2週間で中性脂肪を◯%減らせる簡単筋トレ」のように、かなりテーマを絞ったほうが良いと思います。
継続できていることをピックアップしてみる
先ほどの仕事、趣味、経験にも通じるところですが、継続できていることはかなりの資産になります。
たとえば僕が挫折したランニングや苦手な貯金など、継続してる人だから話せること、得られる実績ってあるんですよね。
ランニングをしようか迷っている人にとって、ランニングを10年実践している人の意見は自分のなかにはないから貴重なわけです。
僕は人に誇れるほど継続できたことはなく、自己肯定感やコミュニケーション能力にもコンプレックスを感じていました。
ですが、だからこそ心理系や文章の表現方法に関しては、本や講座で勉強を継続してきました。

なので、僕のようにコンプレックスを解消しようともがいている人は、
コツを発信したら同じように苦しんでいる人の役に立てるはずですよ。
実績ができる前提のテーマはメインにしない
専門性や継続してきたことがない人が今から取り組む内容をテーマにするのは、当然の流れと言えます。
とはいえ、僕みたいに実績ができないと書けないテーマをメインに据えるのはやめましょう。
僕は結局、「習慣化」や「ブログ」という形で「ライティング」を残していますが、メインからは外してます。
くわえて、「自己肯定感」を高めるための簡単なエクササイズ(「スリーグッドシングス」など)を実践しながら書いています。

なので、メインテーマはなるべく「継続性」や「勉強」の
意味合いが強いテーマにすると後悔がなくていいですね。
最初はお金にならなくても書きたいことを選ぼう

今回は、失敗から学ぶテーマの選び方について紹介しました。
これで少しでもみなさんがテーマ選びを迷わずにできたら幸いです。
最後にひとつ言っておきたいのは、「失敗は遠回りだけどムダではない」ということ。
時間や労力の面ではコストになるので避けたいところですが、失敗するからこそ間違いのない道を選ぶ精度が上がっていくのです。
ただ、失敗は避けられないと考えた場合、せめて経験になる道は選びたいですよね。
なので、最初はお金になるかどうかより、「お金にならなくても人生のプラスになる」テーマを選んでいきましょう!
ちなみに、他にもブログの疑問がある方は、「【初心者必見!】失敗しないブログの始め方をまとめました」という記事にまとめていますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。