
こんばんは、サカイヨーキです。
今回のサカイブログは

自分がHSPとわかったけど、人間関係にどう活かせばいいのかなあ。
人見知りだし、人とどう接していけばいいかわからないんだけど。
このような方へ向けて、人間関係で悩まないための5つのコツを紹介します。
- 人見知り=HSPというわけではない
- 人見知りのHSPが人間関係で悩まない5つのコツ
- 大事なのは自己肯定感を育てること
僕自身がHSPで人見知りなのですが、それでも今回紹介する内容をいくつか実践していたことで今日までやってこれました。
HSP・人見知りの方は、対策を持つことで気がラクになれるので、ぜひ最後まで読んで見てくださいね。
人見知り=HSPというわけではない

最初に伝えておきたいのは、人見知り=HSPというわけではありません。
人見知りとは、初対面や会う回数が少ない人に対して極度に恥ずかしがること。
一方、HSPとは繊細なために相手にやたらと気を使ってしまう特性を言います。
つまり、人見知りは仲良くなった相手や環境に対しては徐々になくなっていくのですが、HSPは基本的に治ることはないのです。
たとえば、以前に同じ職場に同時に配属された友人がいたのですが、彼は極度の人見知りでした。
最初は休憩時間のたび、休み時間の学生のように机に突っ伏していたほど。
しかし、もともとコミュ力がある彼は、数週間も経つとみんなの輪の中で楽しく過ごしていました。
一方、人見知りかつHSPの僕はどうしても気を使いすぎてしまい。時間が経っても心が打ち解ける人数は少ないままでした。
少ないけど友人はいるし、コミュ障ではないのですが、どんなに親しくなった相手でも反応が気になるのです。

このように、人見知りとHSPは別物ですが、僕のように両方を持つ人もいるのです。
人見知りのHSPが人間関係で悩まない5つのコツ

人見知りのHSPが人間関係で悩まないためには、以下の要素が必要です。
- 人に頼みごとをする
- 相手への伝え方を工夫する
- 他人を無理に助けない
- HSPの仲間を見つける
- 自分の居場所は自分でつくる
今回も、武田友紀さんの著書「「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本」をもとに紹介していきます。
コツ①人に頼みごとをする
HSPの方は人に気を使うため、やることを自分ひとりで抱え込みがちです。
また、頼まれごとを引き受けやすい面もあるので、自分の意思をはっきり伝えるようにしましょう。
頼みごとをするときは、
- 「手が空いてるなら」
- 「無理でなければ」
- 「こっちが終わったら手伝うから」
など相手の意見も言いやすい状態にするのがコツ。

人は案外頼られると嬉しいものなので、簡単なことからお願いしてみましょう。
コツ②相手への伝え方を工夫する
相手へ頼みごとなどを伝えるときは、「自分にとってどれくらいの感覚か」をあわせて伝えましょう。
HSPとそうでない人は、光や音、言動に対する敏感さが違います。
なので、普通の人は気にならない音量や明るさ、言葉遣いなどでもかなりの苦痛になるのです。
しかし、相手がHSPでない場合、感覚が違うのでせっかく伝えても「気にしすぎじゃないの」で終わる可能性があります。
そのため、自分がどんな状況か、どれぐらい困っているかなどを具体的に伝えるようにしましょう。

あまり我慢しすぎると限界を超えて怒りをぶつける可能性があるので、溜め込む前に伝えるのがコツです。
コツ③他人を無理に助けない
「頼みごとをしましょう」の反対になりますが、他人を無理に助ける必要はありません。
ここでの「無理に助けない」とは、おせっかいを焼く必要はないということ。
HSPは細かい部分に気づきやすいので、他人のミスや段取りの不備などにも気づきやすい特性があります。
しかし、それでは助けられた相手が成長しませんし、そもそも手を貸さないと危険なことなどそうそう起こりません。
そのうえ、勝手にやっていることなので感謝されないこともしばしば。
なのに「あのとき手伝ってあげたのに……」という気持ちを持つようなら、無理してやらないほうが良いのです。

本当に助けてほしければ本人から言うはずなので、「何かあったら言ってね」とだけ伝えてあとは見守りましょう。
コツ④HSPの仲間を見つける
友人でも同僚でもいいので、HSPの仲間を見つけましょう。
HSPは5人に1人、ということは目の前に5人いたら4人は感覚が違うということ。
だからこそ、同じ感覚を共有できる人がいると心の支えになります。
そもそも、いざというとき話を聞いてもらえる、嫌なことを忘れて一緒に楽しめる相手がいることは、HSPに限らず非常に重要なことです。
もちろん、HSP同士じゃないと仲良くなれないわけではありませんし、HSP同士なら仲良くなるわけでもありません。
なので、共有できる趣味や共感できる部分がある人がいたら、大切にしましょう。
今はそのような友人が近くにいない、同僚にもいない場合は、以下のような場所に行ってみるのも手。
- お料理教室など趣味のサークルやコミュニティに入る
- ヨガやフィットネスに通う
- 行きつけの居酒屋やバーをつくる
- 雑貨屋や服屋などの常連になる
- SNSで自分の感性に近い人をフォローする

人見知りのHSPにはハードルが高い部分がありますが、職場と違って合わなければ別を探せばいいだけ気がラクです。
コツ⑤自分の居場所は自分でつくる
HSPに共感できる人はそう多くないわけなので、自分の居場所は自分でつくることが必要です。
ここでいう自分の居場所は、職場で結果を出すとか、人気者になる、といった意味ではありません。
自分のことを認めて、「自分はここにいてもいいんだ」と思えるようになることです。
そのためには、つらいとき、苦しいときほど「自分はよく頑張っているなあ」と認めてあげること。
特に有名人でも誰でも炎上する昨今では、一番自分の味方でいられるのは自分しかいません。
自分を自分で認めるのが恥ずかしいなら、心のなかにいる好きなアーティストや尊敬する人に言葉をもらいましょう。

「◯◯さんだったら、なんて言葉をかけてくれるかな?」とイメージするだけでも、心の支えになります。
大事なのは自己肯定感を育てること

人見知りでもHSPでもコミュ障でも、共通して大事なのは「自己肯定感を育てる取り組み」を行うことです。
いくつかある取り組みのなかでも、その日あった良かったことを3つ書く「スリーグッドシングス」は、簡単なのに自己肯定感を育てやすいのでおすすめです。
僕は以下のように、Twitterで毎日つぶやくことを日課にしています。
僕の書く内容は半分日記、半分ポジティブ探しになってますが、それでも続けばOKです。
なので日記に書くだけでもいいのですが、Twitterでつぶやくとこんなメリットがあります。
- フォロワーが更新を待っていると考えることで続けやすくなる
- 自分の良かったこと/頑張ったことを第三者に見てもらえる
- 他のスリーグッドシングス実践者のツイートを見て励みにできる
ちなみにスリーグッドシングスでつぶやく内容は、
- 「◯◯がおいしかった!」
- 「◯◯してもらえてうれしかった!」
- 「◯◯を頑張った!」
などポジティブな要素なら何でも構いません。
日記代わりでいいので、感情を乗せてつぶやいてみましょう。

平和なつながりができるので、おすすめですよ。
数人でいいので話しやすい人を見つけよう

今回は、人見知りでHSPの人が人間関係で悩まない5つのコツを紹介しました。
- 人に頼みごとをする
- 相手への伝え方を工夫する
- 他人を無理に助けない
- HSPの仲間を見つける
- 自分の居場所は自分でつくる
あと、やはりスリーグッドシングスもやってもらえると良いかなと。
HSPの特性上、まったく悩まなくなるのは難しいですが、これで毎日の気疲れを減らすことができるはずです。
ぜひやりやすいコツから、実践してみてくださいね。
ちなみに、HSPが悩まないコツについてさらに詳しく知りたい方は、今回紹介した本を読むといいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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