
こんばんは、サカイヨーキです。
睡眠時間や質で悩んでいる方って、結構いますよね。
たとえば、あなたもこんなことで悩んではいないでしょうか?
- 寝つきが悪い
- 夜中に途中で目が覚める
- 寝ても寝ても寝たりない
そこで、睡眠の改善に「スリーグッドシングス」を提案したいと思います。
スリーグッドシングスとは、「毎日良かったことを3つ見つけてノートに記録していく」ワークのこと。
今回は、なぜ効果的なのか?僕がスリーグッドシングスを始めて感じた変化を交えながら説明していきます。
- 自己肯定感と睡眠の関係
- スリーグッドシングスの効果
- 個人的なスリーグッドシングスによる変化
自己肯定感と睡眠の関連性はあるのか?

結論から言うと自己肯定感と睡眠に関連性はあります。
先日、著書「ストレス社会で「考えなくていいこと」リスト」などで有名な精神科医&産業カウンセラーの井上智介さん(@tatakau_sangyoi)が以下の記事を投稿されていました。
この記事を読んでいくと、自己肯定感と睡眠の関連性が強いことがわかります。
今回は幼少期の心の傷が原因で続く慢性的なある症状についてお話したいと思います。
(中略)その症状とは睡眠障害です。
自己肯定感が低い人の多くは、幼少期に心の傷(トラウマ)を抱えていて解消できないままでいます。井上さんは、そのような方は睡眠障害を慢性的に抱えていると言います。
子どもの頃から親から殴られたり、蹴られたりが無くても毎日のように、些細なことで怒鳴られたり存在や能力を否定するような言葉を浴びせられると 自分の家にいるにも関わらずいつも緊張感の張りつめた生活になります。
そのような空間でゆっくり安心して寝る方が困難で 寝ても質の悪い睡眠が続くのは当然です。このような状態が長年続いてしまうと慢性的な疲れであったり やっと自覚症状が出てきます。
つまり、幼い頃に家族など身近な人から心の傷を植えつけられると、自分でも気づかないうちに常に体が緊張状態になっているわけですね。
僕の自己肯定感を決めた幼少期の体験

僕は幼稚園から小学校高学年まで、親が仕事に行っている間、祖父母に面倒を見てもらっていました。
もう記憶はぼんやりしてますが、子どもなので言うことを聞かなかったり、悪さしたりもしていたんでしょう。そのたびに祖父に平手で叩かれ、祖母に睨まれながら2時間近く説教されていました。
おまけに、何かあるとすぐ「施設に預けるぞ」と脅されたりもしていました。親も含めて褒められた記憶は全くなかったので、今考えれば自己肯定感が下がっても仕方ない環境だったんですよね。
祖父母からすればそのような育て方しか知らないし、愛情を込めているつもりだったのでしょう。ですが、気づいたときにはよく眠れない、寝ても何度も起きる生活が僕の中で日常になっていました。
眠れない人こそスリーグッドシングス

少しダークな内容になってしまいましたね(汗)。ですが、僕が井上先生のご指摘通り、自己肯定感の低さと睡眠障害に関連があるとは理解できたのではないでしょうか。
ちなみに、睡眠障害について井上先生は以下のように仰っています。
まず、何があろうとも最初は朝起きる時間をしっかり固定するなどの治療から開始することが一般的です。
なので、みなさんにも定時に起きることを最優先していただきたいのですが、それだけでは心許ない方もいることでしょう。
そこで、お試しいただきたいのが「スリーグッドシングス」です。
スリーグッドシングスは、ポジティブ思考を習慣化するのに最も簡単で最適なワーク。「良かったことをノートに書く習慣ができれば、ノートに書かなくても自然に良かったことに目が行く」という効果を狙ってます。
ポジティブになって、日常的に自己肯定感を上げられるワークということですね。
僕が感じたスリーグッドシングスの効果

当ブログは8月の下旬から自己肯定感をテーマにリニューアルしており、スリーグッドシングスもそのあたりから始めました。なので、本記事を書いている時点でちょうどやり初めて一ヶ月が経過したところです。
続けてきて僕が一番効果を感じたのが、「入眠時間が1~2時間ほど早くなった」ことです。
どういうことかと言うと、僕は水虫が悪化して以来ほぼ外出しておらず、日光浴や激しい運動はしていないんですね。なのに、今までより毎晩1~2時間早めに眠気が来るんです。
しかも、今まではまだ眠くないのに「そろそろ寝なきゃな……」と思いながら寝床に入っていました。ですが、最近は起きていたくても眠気が限界に達して寝てしまうのです。
眠りたければ心の緊張感を取ろう
この変化は1週間以上前から感じていましたが、まさかスリーグッドシングスが睡眠に影響を与えているとは考えもしませんでした。
ですが先日、井上先生の記事を読んでから、「あー、スリーグッドシングスで緊張感が取れたんだな」と納得したのです。
もちろん、期間や効果に個人差はあるでしょう。あくまで個人的な見解なので、「この人の場合は睡眠に効いたんだな」くらいに捉えてください。
それでも、悩み事がある、慢性的に疲れている、よく眠れないという方は試しても後悔はないはずです。
心の傷を持つ人は自分にOKを出すのが苦手
僕のように幼い頃から自分のありのまま(良い部分、悪い部分の両方)を肯定されずに育った人は、自分にOKを出すのが苦手です。なぜなら、家族でさえ認めなかった自分を、自分や他人が認めていいと思えないから。
ですが、自分の存在を認めないことは苦しいものです。あなたは息をして、ご飯を食べて、その足で歩いて、毎日を生きています。それなのに、家族どころか自分すらその存在を認めないなんて、悲しいですよね。
だからこそ、スリーグッドシングスで毎日の良かったことを見つけましょう。実際に探すことは、良かったことでも、感謝できることでも、ほめたいところでも構いません。
自分は確かにここにいる、だから良かったこと、感謝できること、ほめることが見つかるのだと実感しましょう。自分のことは客観視しづらいですが、身の回りのことを通じて自分の輪郭を少しずつ認めていきましょう。
自分の存在や価値を認めていくほど、あなたは安心感を得てよく眠れるようになります。
試しても損はないので試してみて!

今回は、睡眠の改善法としてスリーグッドシングスを提案しました。
少なくとも、以前スリーグッドシングスを紹介した記事で書いているとおり、自尊感情を高めるのには役立つはず。
効果を期待するとガッカリしてむしろ自尊感情が下がるので、あまり効果は期待しすぎずに。「これを続ければいつの間にか良くなっている」というつもりで取り組んでみましょう。
ぜひ実践してみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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