
こんばんは、サカイヨーキです。
当ブログで以前、自己肯定感の高さをチェックするリストを紹介しました。
ですが、自己肯定感とはどんな感覚か、まだよくわからなくないですか?
それもそのはず。実は自己肯定感は「6つの感覚」によって構成されていて、少し複雑なんです。
今回は、そんな6つの感覚について解説していきます。
自己肯定感を構成する6つの感覚とは?

まず、自己肯定感とは「自分のありのままを受け入れて、YESと言える状態」を指します。
具体的には、自分のいいところ、悪いところのどちらも受け入れることができている状態。
これこそが自己肯定感です。
さらに細かく見ていくと、自己肯定感は以下の6つの感覚で成り立っています。
- 自尊感情
- 自己受容感
- 自己効力感
- 自己信頼感
- 自己決定感
- 自己有用感
6つの感覚が理解できると、「自信」の構成要素がわかる

では6つの感覚を解説していきましょう。
今回も、中島輝さんの著書「自己肯定感の教科書」を参照させていただきました。
中島さんは本書にて6つの感覚を、自己肯定感という木を構成するパーツになぞらえて説明しています。
自尊感情は自己肯定感の根っこの部分
自己肯定感の木をを作り上げるなかで土台になるのが自尊感情です。
自尊感情とは、自分の命の価値を信じ、大切にする感情のこと。
文字通り、自分を尊重する感覚なので、自分にOKが出ている状態です。
自分で自分の価値を認められているので、他人の価値も認めることができます。
反対に自尊感情が不足すると、他人と比べて傷ついたり、嫉妬したりと心が荒れ模様に。
また、自分で自分の価値を認めらないため、承認欲求が強くなり他人を気にし続けます。
僕も自尊感情が低いため、すぐに他人の言葉に傷つき、周囲の実績に焦っていました。
なので、前職のセラピストは良い仕事なのですが、今の自分には難しいと判断して廃業したんですよね。
ちなみに自尊感情を高めるには「スリーグッドシングス」が効果的です。興味がある方は以下の記事を読んでみてください。

自己受容感は自己肯定感の幹の部分
自分の価値を認められないと、自分の価値や存在自体が自分のなかで希薄になる。
その意味で自尊感情が根っこだとしたら、自己受容感は根っこから伸びる幹にあたります。
自分の価値を認め、自分を受け入れることができると、人は少々のことでは動じません。
失敗や困難に見舞われても、簡単に折れず、折れない心=レジリエンスを武器に何度でも立ち上がることができます。
また、自己受容とは自分のいいところ、悪いところの両面を受け入れる感覚なので、他人の評価や批判の前でも揺らぎにくくなります。
反対に、自分のいいところ、悪いところを自己受容できない場合。
自分を言動が他人にどう受け取られるか、自分がどう評価されるかが気になり続けます。
人から言われて傷つくことって、自分でも気にしている図星な点が多いんですよね。
その場合、自分でも他人でも自分を責める状態になるので、二重に辛くなるんです。
自己受容感を上げたい方は、「if-thenプランニング」がオススメです。

自己効力感は自己肯定感の枝の部分
木は太い根っこと幹が育つことで、のびのびと枝葉を伸ばすことができます。
自己効力感はまさに枝の部分で、「自分ならできる」と思える感覚のこと。
特に計画や目標を実行する際に重要であり、行動を起こし、続けるための礎となります。
枝だけに、折れてもまた生えてくる、いろんなジャンルに触手を伸ばす際の気力の素といえるでしょう。
そのため、自己効力感がないと「挑戦しない」「物事を初めから諦める」「すぐに挫折する」などの状態に。
成功体験を積めないので、抜け出すまで延々と停滞を引き起こします。
昔から「自分は何も本気になって頑張ったことがない」と思ってました。
世の中的にも、成功体験の数や規模が自信のものさしになってますし、一番自他ともに評価のベースとなりやすい感覚ですね。
自己効力感を上げたい方は「リフレーミング」を使いこなせるようになるといいですよ。

自己信頼感は自己肯定感の葉っぱの部分
人間は、少しずついろんなことに挑戦することで、自己効力感の枝を増やしていきます。
自己効力感の枝が増えてきた人は、やがて成功体験から成る自己信頼感の葉っぱをつけます。
自己信頼感があると、自分で決めたこと、やりたいことに対して自信を持って臨めるように。
反対に、自己信頼感が低下すると、自分で決める勇気を持てず、常に周りの価値観に左右され続けます。
かといって、他人へ依存はしても信頼はしていないので、周囲の言葉も信用できません。
そのため、猜疑心が強くなり、ネガティブな思い込みを強化してしまいます。
僕も時間をかけて決めたはずのことでまた迷う、やり始めてもすぐに立ち止まることが多かったんですよね。
本書を読んで、自己信頼感が不足していたのだと気づきました。
自己信頼感は「課題の分離」ができることで、守ることも高めることもできます。

自己決定感は自己肯定感の花の部分
自己効力感や自己信頼感を強化すると、だんだんと「自分で決めた道を進んでも大丈夫!」と思えてきます。
すると自分で選択や判断をしているという満足感が生まれ、自己決定感が育つのです。
特に自分が成長するための選択、自分の人生をコントロールする判断によって、自己決定感はますます強化されます。
目標の達成率が高くなると、自分で最後までやり抜く責任感も向上。
反対に、自己決定感が足りないと主体性がなくなり、周りの判断を重視しがちになります。
そのうえ、他人が決めた目標ではやる気も持てず。
「自分はこれをやりたい!」という動機から行動しないため、何をしても楽しくありません。
感情や意思表示が苦手になりますが、自分の本音と周囲の希望は一致しづらいため、常に不満を持ちやすくなります。
僕は自己効力感や自己信頼感の不足により、自分で決めた選択を失敗させてしまったことが何度もあります。
実際は試行回数や決めた回数は行動的な人よりうんと少ないのですが、人生の前半で負け越していると引きずる期間は長くなるんですよね。
自己決定感を高める場合は、「イメトレ文章完成法」を使って目標を具体的に詰めていくのがオススメです。

自己有用感は自己肯定感の実の部分
人間の行動は突き詰めていえば、すべてが「自分のため」の行動です。
しかし、芸能人やスポーツ選手のように、やっていることが多くの人に喜ばれる行動を取ることはできます。
もっと日常的な規模でも、何かをした結果、人から「ありがとう」と言われる。
その結果、だんだん人が喜ぶために行動していくようになる。
この「誰かの役に立った」ことで感じるのが、自己有用感です。
自己有用感が高まると、「自分は必要とされている」「自分のやることに意味はある」と信じられるようになります。
そして、自分だけでなく、他人にもYESと言えるようになるのです。
仕事は他人の役に立つために存在するので、本来であれば仕事をしていれば誰でも自己有用感を持つことができます。
しかし、根底にある自分の価値や人間性を受け入れることができていないと、どんなに他人に尽くしても自己犠牲的になるので注意が必要です。
自己有用感は「タイムライン」で大まかな人生設計をしていくことで、高めるためのプランニングがしやすくなります。

6つの感覚を知ると人間の理解が深まる

近年、「承認欲求」や「自己肯定感」といった言葉をよく耳にするようになりました。
しかし、それまでは多くの人が「自信」というフレーズだけで状況を分析しようとして、イマイチ理解できなかったのではないでしょうか。
たとえば、こんな疑問を持ったことはなかったですか?
- なぜ他人の言葉で一喜一憂してしまうのだろう?
- なぜ自分の選択が信じられないのだろう?
- なぜイケメンでもないのに美人と付き合っているのだろう?
- なぜ暴力を振るう男性とばかり付き合う女性がいるのだろう?
上記の疑問を、6つの感覚に照らし合わせるとこんな推察ができるようになります。
- なぜ他人の言葉で一喜一憂してしまうのだろう? →自尊感情や自己受容感の不足
- なぜ自分の選択が信じられないのだろう? →自己信頼感の不足
- なぜイケメンでもないのに美人と付き合っているのだろう? →男性の自尊感情や自己受容感が高い可能性
- なぜ暴力を振るう男性とばかり付き合う女性がいるのだろう? →女性も男性も自尊感情や自己受容感が低い可能性
このように、自分や他人の人間性の理解を深めていくことで、モヤモヤが晴れて生きやすくなるのです。
まずは自分の価値を信じることから始めよう

今回は、自己肯定感を構成する6つの感覚について解説しました。
最後に、もう一度振り返ってみますね。
- 自尊感情ー自己肯定感の根っこ。自分には価値があると思える感覚
- 自己受容感ー自己肯定感の幹。自分のいいところも悪いところも認められる感覚
- 自己効力感ー自己肯定感の枝。自分は達成できると思える感覚
- 自己信頼感ー自己肯定感の葉っぱ。自分の選択や行動を信じる感覚
- 自己決定感ー自己肯定感の花。自分で決めていると思える感覚
- 自己有用感ー自己肯定感の実。自分が誰かの役に立っていると思える感覚
まずは、自己肯定感とは自分の価値やありのままを認めることから始まるということだけでも覚えておきましょう。
なお、今回の記事を見て詳しく知りたくなった方は、「自己肯定感の教科書」を読むとさらに理解が深まりますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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