
こんばんは、サカイヨーキです。
突然ですがみなさん、健康には気をつけていますか?
先日、ふと思い立ちスタンディングデスクを即席で作ってみました。
健康効果は今後別記事で追って話しますが、今回は開始した理由と現時点での感想をお伝えします。
スタンディングデスク始めました

それにしても、なぜスタンディングデスク?という方もいるかもしれません。
では、順を追ってサカイがスタンディングデスクに変更した経緯を説明しましょう。
スタンディングデスクとヘミングウェイ
昨日、天才がいかなる習慣を大事にしていたかをまとめた、許成準さんの「天才たちのライフハック」という本を読んでいましてね。
その中に、小説「老人と海」で有名なヘミングウェイの逸話があったんです。
ヘミングウェイはタイプライターで小説を書いていたが、そのタイプライターはスタンディングデスク(立って作業するようになっている机)の上にあった。
なぜこのような執筆スタイルをとっているのかというと、まさに短く、簡潔な文体を追求するためだという。
座って書いていると、どうしてものんびりとして、一文が長くなりやすい。だから、彼はスタンディングデスクを使ったり、片足で立ったりしながら小説を書いたのだという。
僕は小説を読むのが苦手でして、「老人と海」は途中で挫折しました。
でも、文豪が持っていた習慣といわれると、ちょっと惹かれるものがありました。
文豪には近づけなくても、僕は文章が長くなりがちなのでいいかなと。
座りすぎは健康に悪い

もちろん、それだけの理由ではありません。みなさん、「座りっぱなしは健康に悪い」説って聞いたことありませんか?
僕はよく耳にするのですが、具体的にはどう健康に悪いんでしょう?ちょっと調べてみました。
以下は、日経Gooday30+の「『座りっぱなし』は健康むしばむ がん死亡リスク高く」という記事の引用です。
座ったまま過ごす時間(座位時間)とがんによる死亡の関係を調べた研究で、1日の座位時間の合計が長いほどがんで死亡するリスクが高くなることが分かりました。ただし、座っている時間を減らして代わりに運動すれば、リスクは低下する可能性も示されました。
作用はよくわかりませんが、どうやら座りっぱなしはがんにかかりやすくなるみたいですね。
運動不足でミトコンドリアが活性化しなくなるとかそういうことでしょうか。
少し古いですが、Lifehacker日本版の「一日中座っていると、精神衛生的にも良くない」という記事にはこんな研究結果も載っていました。
Mental Health and Physical Activity誌で発表されたタスマニア大学の研究員Michelle Kilpatrickを筆頭とする研究では、3,367人の公務員の日常習慣を調査し、彼らの不安と鬱の症状および身体活動レベルを評価しました。その結果、「精神的苦痛と座っていることの間に重大な関係性があることが判明し、一日に6時間以上座っていると回答した職員は、一日3時間以下しか座っていないと回答した職員に比べ、不安や抑鬱の慢性的症状が悪化していた」のです。
座りっぱなしは精神的にもまいってくるようですね。
僕はセラピストをやるまで、コールセンターなどのデスクワークで働く期間が長かったのでなんとなくわかります。
もちろん、その人の元々の性格や運動習慣にもよるでしょう。
しかし、常に同じ景色を見ながら悪い姿勢でじっとしていると、あまり精神的にプラスに働くことはないと思ってます。
そんなわけで作ってみた

というわけで、早速簡易的に作ってみました。
7月から使っていたニトリの普通の高さのデスクに、家にあったミニテーブルをのっけて調節しました。
同じ製品ではないけど、ミニテーブルはこんな感じのものです。

高さは調節できるほうが好ましいですが、最初から高い値段のものは必要ないでしょう。
スタンディングデスクのメリット4選

そして今、このブログを立ったまま書いている次第です。では早速、スタンディング作業の感想をお伝えしていきましょう。
メリット1 眠気が減る
やっぱり立っていますからね。眠気は確実に減ります。
学生時代、居眠りして廊下に立たされた人っています?僕はありませんでしたが、立ってると目が覚めますよね。
立つ行為が脳から筋肉に司令を出さないとできないので、覚醒しやすんだと思います。
あと、座っているよりも気分転換で身体を動かしやすいです。背もたれがなくて足も自由なぶん、可動域が広がりますから。
メリット2 イスに座らないので蒸れない
僕はアトピー持ちなので、イスに長時間座っていると、座面に接するお尻や腿裏が蒸れるとかゆくなるんですよね。
その点、立っていると当然のことながらイスに座らないので蒸れません。
結果、長時間の作業が苦にならなくなります。
メリット3 首の痛みがない
実は悩みのひとつに座高の高さもありまして、結構パソコンの角度やイスの高さを変えても改善しなかったんですね。
ここがイスを使う弊害で、イスって「悪い姿勢をとり続けられてしまう」んですよ!
結果、座り続けると首が痛くなることが常だったんですが、この痛みも確実に減ります。
減らなければ高さがあっていないので、見直せばいいだけです。
メリット4 集中するしかなくなる
イスに座ってると、なんだかんだでダラダラしてしまわないですか?でも、立っているとそれだけでしんどいですからね。
ヘミングウェイのように短文で済ませようとかは意識できなくても、「とりあえず終わらせよう」という気持ちになります。
ダラダラするのがもったいなくなるというか、「どうせ立っているならちゃんとしよう」という気持ちが出てきます。
スタンディングのデメリット3選

ここからは、予想がつくでしょうけどデメリットも見ていきましょう。
デメリット1 足が痛い!
やはりデメリットはこれにつきますね。単純にずっと立っているから足が痛い!なぜ在宅ワークでこんなしんどい思いをしているのか……。
とはいえ、健康のためにはちょっとの我慢をいかに続けられるかだと思いますし、慣れてくるはずですからね。我慢します。
デメリット2 なんだか暑い
僕は在宅ワークですから、まだ残暑なので冷房をかけているんですけどね。
設定温度は変わらないのに、スタンディング生活だとなんだか暑いです。
身体がなまっているから、立っているだけで汗をかいちゃうんでしょうけど。これも慣れてくるのかな。
デメリット3 ちゃんとしたものを買うとお金がかかる
僕は今のデスクを買うとき、実はスタンディングデスクを買おうか迷っていました。
だけど、スタンディングデスクって結構1万円以上とか平気でするんですよ!
それに、スタンディングデスクを買ってしまうと普通の高さのデスクに戻しにくいですからね。
どっちが挫折しても大丈夫か、拡張しやすいかを考えて、一旦普通のデスクにしました。
ですが、そこからスタンディングに変えるときはミニテーブルを乗せるだけですから。
見てくれさえ気にしなければ、これで十分ですよ。やめたくなったときも外すの簡単ですしね。
まずはスタンディングデスクを経験しよう

スタンディングデスクについては、健康のために推進している企業もありつつ、スタンディングなんて意味ないという反対意見もあるのでまだまだ是非が分かれるところです。
なので僕のおすすめとしては、とりあえず普通のデスクにミニテーブルをのっけて試してみたら?という感じです。
やはり疲れるのですが、イスのように身体に悪い姿勢をじわじわ続けるよりも健康的な気もします。
どちらを取るかは人それぞれなので、まずは経験してみたらどうかなと。
ちなみに、スタンディング生活をしていても、イスは真後ろに置くといいですよ。
休憩したいときは、そのまま後ろに下がれば座れますからね。
一応、スタンディングデスクをもう買っちゃいたい!という人のためにリンク貼っときますね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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