
こんばんは、サカイヨーキです。
人間関係って、うまく行ってるときは天国だけど、ダメなときは地獄ですよね。
僕も過去に、学校で仲間外れにされたり、職場の人から嫌われたりと、苦労しました……。
そんな生活を大きく左右する人間関係ですが、共感能力を高めることで解決に向かいます。
共感能力は人間関係を良くするだけでなく、願望の実現にも近づく重要な能力。
そこで今回は、以前にも紹介した本「「自分発振」で願いをかなえる方法」から、共感能力を高める「自分発振(はっしん)日記」をご紹介します。
- なぜ人間関係が上手くいかなくなるかがわかる
- 自分発振日記の書き方がわかる
- なぜ自分発振日記で願望が実現しやすくなるかがわかる
人間関係がうまくいかない理由

自分が人間関係でうまくいかないとき、「なぜこうなるのだろう」って思いませんか?
相手が悪人というわけではない、他の人とは楽しくやってる、なのに自分とは距離がある……
そんなときは、あなたに問題があるのかもしれません。
正確には、あなたのあなた自身の扱い方が良くないのかもしれないってことです。
人間関係では常に自分と他人との関係性を考えがち。

しかし実際には、客観的な自分への評価を見直したほうが早く解決するのです。
大事なのは他人の扱い方より自分の扱い方

僕自身の経験をお話しましょう。
コールセンターで働いていたとき、センターの立ち上げメンバーだった関係で管理者に指名されてしまいました。
ちょうど電話を取ることに飽きていたので渡りに船とばかりに引き受けたのですが、これが地獄の始まり。
今まで自信がなく、人との積極的なコミュニケーションを避けてきた人間です。
オペレーターに指示をすれば偉そうに聞こえて嫌われ、特に結果も出してないのに上司に意見だけは言う面倒な存在に。
結果、残業も含めて身も心もボロボロになり、転職先の会社でも馴染めずうつ気味になってしまいました……。
このように、自分の扱い方が悪いと、人と接する際の余裕がなくなります。
自己保身に走った状態では共感できないので、相手がどうすれば喜ぶのかもわかりません。

結果、主観的な感情や思考に振り回され、相手の感情や思考に気が回らなくなるのです。
「自分発振日記」の書き方と注意点

ここからは、自分発振日記の書き方を説明しましょう。
自分発振とは、「自分から意識的に思考や感情を発する」こと。
簡単に言うと、良い思考や感情を持って共感能力を上げるための日記と捉えていただければ結構です。
自分発振日記の書き方
流れとしては、4段階あります。
- 相手と自分の関係を書き出す
- 自分と自分の関係を書き出す
- 自分に寄り添う
- 相手に寄り添う
ひとつずつ見ていきましょう。
相手に実際にされたことを書き出します。
「説教された」「陰口を言われた」など悩んで傷ついたことを思い返しましょう。
他人が自分を扱う際と同じような扱いを、自分でもしていなかったか書き出します。
- 「残業して体を大事にしていない」
- 「気持ちを押し殺して同意している」
- 「ごはんもゆっくり食べていない」
など、自分の心や体を大切にできていない部分を探し出しましょう。
自分を大切にできていなかったとはいえ、相手の言動で傷ついたのは事実です。
まずは自分にねぎらいの言葉をかけて、心に寄り添ってあげましょう。
相手の言動の裏には、なにか事情があったのもしれません。
正解でなくてもいいので、想像で共感できそうなポイントをひとつ見つけて書きましょう。
自分発振日記の記載例
次に、僕がコールセンターで働いていたときの出来事を例に記載例を見てみましょう。
例:部下からは文句を言われ、上司からは呆れられていて居場所がない。
例:そういえば自分は、毎晩ストレスを理由に過食やゲームで夜更ししていたな。自分の体が悲鳴を上げているのに、自分に攻撃し続けていたのかもしれない。
例:自分は毎日、よく頑張っているよな
例:そういえば、部下は休む暇もなく電話を取って、疲れているよな。上司だってクライアントの要望にもお客様の要望にも応えなきゃいけないしな。それはわかるよ。
今回は僕のエピソードを元にしたため、相手が複数人になってしまいましたが、基本的には一対一にしましょう。

関係性を具体的に掘り下げられるので、より共感するポイントが見つかりやすくなりますよ。
自分発振日記を書く際の注意点
この日記を書く目的は、相手を受け入れることで、共感能力を磨くことです。
とはいえ、このような出来事が毎日起こるわけではないので、起こったときだけでも大丈夫。
しかし、過去の出来事から学ぶこともあるので、過去に受けた理不尽なことを振り返ってもいいでしょう。
共感できないときは、基本的に相手から理不尽な攻撃をされ、自分も攻撃的になりがち。
その攻撃性が自分へ向かうとさらに共感能力が下がるので、まずは自分をねぎらいましょう。
相手へ共感するポイントも、できればいくつも思いついたほうがいいですが、ひとつからで結構です。
攻撃に対して攻撃で返す流れから、「それはわかるよ」と共感の言葉を発して流れを変えましょう。
とはいえ、現実の相手がすぐに変わるのを期待すると依存的な姿勢が変わりません。
共感ポイントを見つけて、相手が気にならなくなることを目指したほうが心が楽になれますよ。
自分ほめ日記・おかげで日記・自分発振日記のフォーマット
日記を書くのって、なかなか面倒ですよね。
なので僕は、過去に紹介した「自分ほめ日記」「おかげで日記」と一緒にメモ帳アプリに下記のフォーマットを作成。
都度コピペして使ってます。
●自分ほめ日記
・
・
・
・
・
●おかげで日記
・
・
・
●自分発振日記
・相手にされたこと:
・自分自身の扱いは:
・自分へのねぎらい:
・相手へ共感の言葉:
実際に書く数は思いついた量で調整してくださいね。

ささいなことですが、書くハードルを少しでも下げるのが継続のコツですよ。
共感能力を磨けば本当に願いが叶うのか?

共感能力を磨けば、他人と良好な関係を築きやすくなります。
すると、相手が手伝ってくれ、協力してくれる可能性が上がる。
結果として、「◯◯さんのやりたいことなら、助けてあげようかな」という人が増え、仕事もプライベートも回りやすくなります。
実際、以前にセラピストとして働いていたときに店舗をまとめていたのは、共感能力が高い人でした。
彼は常に広い視野で全体を見ていて、率先してセラピスト間のトラブル解決にあたってくれていました。
相手の視点で見ているので、接客でも技術でもお客様から喜ばれ、いつも店舗全体が良くなることを基準に動く。
その結果、指名数は僕がいる間ずっと店舗No.1、セラピストからの支持も厚い人でした。

このように、相手の視点で物事を見る能力は、人生でも仕事でもあらゆる場所で役立ちます。
共感能力を高めて心が通い合う関係を増やそう

今回は、「自分発振日記」についてご紹介しました。
実践していけば、共感能力が磨かれるので人間関係が良くなります。
できれば自分発振日記に加え、「自分ほめ日記」「おかげで日記」も続けていきましょう。
詳しい方法は「「自分発振」で願いをかなえる方法」に書いていますが、読まなくても記事に沿ってやれば気軽にできますよ。
ぜひ実践してみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

月額990円(税込)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』
