
こんばんは、サカイヨーキです。
今回のサカイブログは

ブログを始めたいけど、文章力に自信がないなあ
ライターの募集に応募しても反応ないし、どうしよう
このような方へ向けて、クラウドワークスがWeb上で開催している「Webライター検定」の3級に合格しましたよ!という話をしていきます。
「それ何?」「取得する意味あるの?」って方は、本記事を読めばわかりますよ。
クラウドワークスの「Webライター検定3級」とは?

「Webライター検定3級」とは、クラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」が開催している無料の検定です。
全部で27本ある動画講義を視聴し、全50問の選択式問題を説いていくスタイルを採ってます。
動画では進行・解説役の男性が講義を進めてくれまして、視聴者と横にいる受講生役の女性に向かって解説する形式です。
ちなみにWebライターの検定自体はクラウドワークス以外の団体でもいくつかあります。
クラウドワークスはなぜ「Webライター検定」を開催するのか?

Webライターはかいつまんで説明すると、「テーマに沿った情報を調べて記事にまとめる」仕事です。
こう書くと簡単そうだな、と感じる方もいそうですね。
実際、元2chの管理人・ひろゆきさんはライターを「中学生でもできる仕事」と言ってましたし、本当に学生のうちからライターをやっている子もいるようです。
僕はライターで稼いだるぞ!というより、在宅で働きたくて、在宅ワークの中で一番やりたいと思えたのがライターとブログでした(夢も希望もない……)。
話を戻すと、「ライターは中学生レベルの仕事か?」といえば、それは「記事の内容や目的による」部分が大きいです。
扱う情報がマンガの解説とかなら年齢は問わないでしょうが、株式投資や法律だとハードルが上がりますよね?
記事を通じて特定の商品を売りたい!自社のサービスに加入させたい!という場合も、書ける人は少なそうじゃないですか?
その点では、同じく副業で注目されているYouTuberもプログラマーもWebデザインも一緒。
ずっと初心者~中級者レベルの人もいれば、そうそう真似できない高度な知識や技術を持つ人までピンきりなわけです。
よく「ライター業界は人材不足」と言われるそうですが、これはライターの人口が少ないのではないと思ってます。
高度な技術や専門性を持つライターや、Webディレクターに信頼されるようなライターがまだ足りないという意味でしょう
なぜなら、どんなに売れているライターでも受けられる仕事量には限界があるからです。
売れているライターには記事を他の人に有料で書かせて後で仕上げだけする方式を取る人もいますが、それにしたって手間はかかります。
クラウドワークスのWebライター検定は、そんな「バラバラなライターのレベルを全体的に底上げする目的」で作られたようです。
クラウドワークスの「Webライター検定3級」を取得するメリット

Webライターの仕事の取り方はいくつかあるのですが、今のところメジャーなのはクラウドワークスのようなクラウドソーシングサイトから応募する方法です。
なので多くの人は案件応募から始めるわけですが、最初からすぐに仕事が取れる人は検定を取る必要はないんです。
たとえば、こんな人たち。
- 本業や過去の職歴で専門的知識を身に着けている人→専門性の高い人材は重宝されます
- 人に教えられるくらい詳しい趣味や知識を持つ人→上に同じく
- 学歴や職歴がしっかりしていて採用されやすい人→就転職や恋愛・結婚が普通にできる人
- 実績はなくてもガンガン応募して寝る間を惜しんで働ける人→行動力の鬼
こういう人たちは、アピールできる実績を持ってるか、すぐに手に入るだろうし、すぐに売れっ子になるだろうからいらないかなと。
では、そうではない人たちがWebライター検定を勉強するとどんなメリットがあるのか?
3つ並べてみました。
①Webライターとしての基礎を学べる
Webライターになる人の多くは、最初は実績がありません。
なので、あまり仕事の実績をアピールできない人は最初が一番面倒になってきます。
そういう人は僕のようにブログで記事を書いて提案文(応募フォーム)に載せる手があるんですが、それだけでは自信を持って応募できないでしょう。
なので、そんなときは応募しながら勉強しておくわけです。
別に全く文章について勉強しなくても採用される可能性はありますし、文章本やネットで身に着けても構いません。
ただ、それでも自分が何に対してどれだけの知識を持っているかは、アピールしづらいままなんですよね。
なので、「特定の詳しい分野がある」「大体何でも書ける」「サクサク仕事が取れる」って方以外は取っても損はないかなと。
②ライター初心者・もしくは掲載実績のない元ライターのアピール材料として
Webライター検定に合格すると、クラウドワークス上の自分のプロフィールの下部に、小さな文字ですが自動で掲載されます。
もちろん、プロフィールや提案文に書いてアピールしても構いません。
採用率が上がるかは不明ですが、少なくとも無勉強ではない証明になります。
ちなみに僕は数年前に文章教室に半年ほど通って、そこから1年弱ほど兼業ライターとして仕事をしてました。
ですが、「活動期間が短い」「ブランクがある」「クラウドソーシングでの実績はない」「掲載実績として開示できる記事がない」「何かの専門的な知識がない」ことなどから検定を取ることにしました。
③2級・1級に合格すると株式会社グリーゼから仕事がもらえるらしい
Webライター検定3級の受験は無料ですが、実は2級・1級は有料でそれぞれ税込みで10,000円、25,000円ほどします。
ちょっと高いですが、2級・1級では文字単価が高くなるレベルの知識が得られるようですし、Webライター検定の監修をしている株式会社グリーゼから仕事をもらえるそうです。
Webライターよりもさらに専門的なWebディレクター(記事の企画やライターの管理をする人)に寄った知識が得られるらしいので、お金に余裕がある方はどうぞ。
「Webライター検定3級」の勉強方法

勉強は、ただただ動画を視聴すればいいです。
全27本ある動画のうち、オリエンテーションや章の振り返りなど、3分弱で終わる短い動画もありますので、全体的に長くはありません。
しかし、全部観るのに半日はかかりますから、勉強時間はちゃんと確保したほうがいいです。
おすすめの勉強方法は、とにかくメモを取ることですね。特に言葉の定義と活用例のあたり。
ネットで受験するのでカンニング前提の試験ですし、合格後も見返せるのでメモはしとくといいです。
ネットで調べたり動画の該当箇所をその都度見返したりしてもいいのですが、出題順は動画と違ってバラバラなので、案外面倒です。
僕はGoogle Keepにメモしましたが、Wordやドキュメントシートに書くのもいいですね。
Ctrl+Fで単語検索すれば調べる時間を省けるので。
受験時間は30分もかかりません。なので勉強時間も合わせて1日で取得しようと思えばできちゃいます。
ちなみに、3級の合格率は5%と、数字だけみると難関試験です。
しかし、おそらくこれはミスタッチによるものはないかなと推測してます。
というのも、僕自身が去年、うっかり動画を観る前に受験のページをクリックして受ける流れになってしまい、なんとなくで回答しまくって落ちたからです。
こんなドジなやつおるかい!とツッコむ方もいそうですが、案外いるんじゃないかな……。
受験は何度でもできますが、14日間あかないと再受験できない仕組みになってます。
その間にやる気が削がれる可能性もありますので、一応うっかりクリックには注意してくださいね。
なお、受験の難易度的には、メモしながらやればそこまで難しくありませんでした。
なので、ちゃんとメモ取りながら受講したら合格できるはずです。
(2021/06/16追記)合格したあとも文章の勉強はしましょう
合格後でも前でもいいですが、文章を書くなら基礎的な文章本だけさらっと読んでおきましょう。
おすすめは以下の3冊です。
1冊目:沈黙のWebライティング
1冊目は松尾茂起さんの「沈黙のWebライティング」。
分厚い本ですがほとんどがマンガなのでスラスラ読めちゃいます。ライター、ブロガーともに必携です。

2冊目:20歳の自分に受けさせたい文章講義
2冊目は「20歳の自分に受けさせたい文章講義」。
著者はアドラー心理学を流行させたベストセラー「嫌われる勇気」でおなじみの古賀史健さん。
文章の書き方はもちろん、言葉や気持ちを文章にする方法や心構えを教えてくれる本です。
3冊目:超ライティング大全
3冊目は東香名子さんの「超ライティング大全」。
ブログで何について書こう?どんなタイトルにしよう?といった部分にバズリやコピーの観点から正解を教えてくれる本。
まとめ:文章の基礎がわかるので勉強して損なし!

Webライター検定は、売れっ子のライターで取得している人は見たことない印象の検定です。
というより、売れっ子の人って鬼のような行動力でガンガン突き進んでいくので、検定を受ける必要がないんでしょうね。
ですが、僕のような地味に進んでいくタイプの人間には、Webライターや文章の基礎を無料で勉強できる良い機会でした。
ライターをやるなら、受験しなくても視聴だけでもしてみることをおすすめします。
最後に、もしブログを運営する方は、「Googleアドセンス」というブログに自動広告を貼るためのライセンス取得もおすすめです。
興味があったら以下の記事を読んでみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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